「そういえば、この間語学学校でSchwarzer Peter(黒いペーター)
ってゲームをしたんだよね」
ペーターの顔を見たら、何となく思い出して私はそう言った。
「おもしろかった?子供の遊びでしょ、あれ。」
「懐かしかったな。日本にもあるの、同じ遊び。ババ抜きって
いうんだけど。」
オーストリアもカードゲームは盛んらしい。
でも、驚いたのはババ抜きにトランプを使用しないで、
わざわざ「schwarzer peter」という特別なカードキット
を使うことだ。
カードには、遊んでいたり、お手伝いしていたり、楽器を
奏でていたりする男の子が描かれている。
カードの隅には、音符や家などのシンボルが描かれていて、
そのシンボルが二つそろうと、カードを捨てることができる。
ただし、中に一枚だけ、シンボルを持たないカードがあって、
そこには煙突掃除をして真っ黒になってる少年が描かれている。
これが、日本でいうババ、こっちでいうschwarzer peterだ。
早く手持ち札のなくなった人が勝ち。
まさしくババ抜き。
「カードにもいちいち文化があるんだと思うと、なんだか
改めて日本とここの距離を感じるよねー」
「じゃあ、schnapskarten は知ってる?」
そう言ってペーターが取り出したのは、不思議なトランプ。
1、9、10、ジャック、クイーン、キング しか入って
ないトランプ。
「これはこういうカードな訳?不良品でなく?」
「初めて見た?」
逆に驚かれてしまった。
私たちにとったら、カードといったら52〜53枚入りの
ジョーカー入りのトランプ、あれがカードじゃない??
でもどうやら、あれはアメリカンスタイルらしい。
schnapというゲームは、単純なようですごく私にとっては
複雑なゲームだった。
とにかく、相手より強いカードをだしてカードをたくさん
集めた方が勝ちなんだけど、入り組んだ細かいルールが
あって、とにかく頭を使う。
相手がどんなカードを持ってるか予想したり、もう使われた
カードを記憶しないと上手に勝てないのだ。
カードのシンボルも、スペード、クラブ、ハート、ダイヤ、
とは呼ばずに、Pik,Kreuz,Herz,Karoと呼ぶ。
もともとは、このシンボル、剣、棍棒、聖杯,貨幣だったのだ
そうな。それが簡素化されて今の形になっている。
なるほど、スペードはイタリア語で剣って意味だ。
英語で、スォード、ドイツ語でシュベァト。
似てる。
「じゃあ、なぜここではPikって呼ぶの?」
「多分フランス語かなあ。槍って意味」
ややこしい。
日本でいう、クラブはここではKreuz、十字架の意味だ。
「どう見てもKleeblatt(クローバー)に見えるけどね」
そういえば、私はもともと日本にいる時から、
このマークをクラブ(棍棒)とは呼ばないでクローバー
と呼んでいた。
「間違いなんだろうか」
「いや、それはフランス風」
どうやら、フランスではクラブではなく、クローバーらしい。
Karoは、菱形、の意味。わかりやすい。
でも、もともと貨幣の絵柄だったのが、ダイヤに進化しちゃった
日本。たんなる菱形になっちゃったヨーロッパ。
こんな些細なことも結構楽しい。
「ウィーンでは、カフェでタバコを吸いながらこのゲームを
いつまでもやってたりするんだよ。」
な、なんか昭和だなーーー
ちなみに、このゲーム私は全戦全敗。
カード弱っ、私。
っていうか、頭弱っ!私っ!!!








○ヒラーおじさん、昨日からです。
早速全開リハーサル。
"Bogen Strich? Vollkommen EGAL!!! Nur absolute in Tempo!
Und sehr sehr innig, Bitte!!"
とドイツ語で。。。。(顔真っ赤)
確かに、ぶらぁちぇのトップはDonataだからドイツ語だけどさ。
半分以上の人が、分かんなかったはず。。。。。
おれも、リハーサル全部聴きました。
確かに、彼の手に掛かるとメタモルフォーゼンが本当にクリアになってきますね。混沌がメタモルフォーゼンしていきます。すごいです。
かぴ腹さんいらっしゃい!
わはは。目に浮かびます。
そのくせ、自由なBogen Strichにすると、「なんだあああ、その
Bogen Strichはあああああっ!!」って言うくせにねえ 笑
きっといいものが出来上がると思います。
楽しみですね!
カードは世界共通かと思っていました。
マジックの時もでてくるのは僕たちがよく知っているカードが
ほとんどですものね。
でも、花札はきっとアジアだけでしょう。
ぜひこれを流行らせてください(笑)。
でも、所変わればで本当に面白いですね。
pompomさんいらっしゃい
こまったことにねー、私花札できないのーー
でも、百人一首なら、、、笑