ばよりん弾きのBlog

2008年11月のエントリー

突然ですが、今ベルリンに来ています。ウィーンからたったの1時間ちょい。国が違うのに、近い!!

ここベルリンもあちこちでクリスマス市が開かれています。

ウィーンと違うなと思うのは、何もかも、スケールがでかいことです。
観覧車まで設置されてるもんなあ。
完璧ミニ遊園地です。


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そんな浮かれた気分の一方で、初めてベルリンの壁(まだちょっと残ってます)を見てショック。

案外薄っぺらいのですが、これは越えられないな、という高さでした。

この壁が崩れて、ようやく20年を迎えようとしています。
勿論、学校で歴史は勉強したし、知ってはいましたが、壁一枚越える為に命を落とした方がいたのがそんなにも最近のことなんだ、と現場に立つことで、やっと実感として沸いてきて、言葉を失いました。

今回、ベルリンに来たのは、数人の友人に会うためです。
中には、随分長くあってなかった子もいましたが、皆懐かしい表情で、それぞれキラキラと輝きながら活躍しており、たくさんの勇気をもらいました。

色んな気持ちを胸に詰め込んで今日ウィーンに戻ります。

また来るぞ、ベルリン!

ここに来て,もう2ヶ月がたった事に気付きました。

本当に時がたつのはあっという間。自分がきちんと前に進めているか考えると、どうも自信がありません。
月曜日はドタキャンが特技のアシスタントのレッスンがあり(でもレッスンは興味深い所が悔しい(笑))、音程の酷さを突っ込まれました。

ヨーロッパの基準の音は443ヘルツ。私は日本でずっと442ヘルツを基準に育って来たので、どうしても音程が下がってしまうのです。
たかが1ヘルツ。されど1ヘルツ!私を苦しませるには大きな差です。

そして火曜日はピアニストと合わせがあったのですが、まるで一週間休暇を取ってたみたいに酷い、と怒られ、へこんだまま、水曜はピヒラー先生のレッスン。

部屋に入るなり、先生は

「Noriko! Wo ist Intonation?」(ノリコ、音程はどこだ?)

と仰いました。

は?

どこかって...

私がポカーンとしていると,

「Wo ist Intonation?」

先生はまた繰り返します。
どこ、とは?

私が怪訝な顔で聞き返すと,

「In Japan」(日本だろ)

あっ

私が音程を日本に置き忘れてきたと。

......って、

そんなジョーク楽しくないっ!!

アシスタントめ、チクりやがったな!(※注 それがアシスタントの仕事です)

「ところでノリコ、来週の発表会、ベートーベンの1楽章弾くと言ってただろ?あれ、やっぱり2,3楽章弾く気はないか?」

自分のジョークに満足した先生は、さらっとそう言いました。

はっ?
今から曲変更?

私、1楽章しか準備してないんですが...

恐る恐るそう言うと、

「うん。でもゲオルグがオーディションの為に絶対それを弾かなくてはならないから。ちょっと今から2,3楽章練習してきて」

今かい!

と、いうわけで3時間程,練習室で慌てて練習し、再びレッスン室に戻りました。
げんなりした私を見て、先生は楽しそうに再び、

「Noriko.Wo ist Intonation?」

と、問いかけました。

「Jetzt in China!」(今中国です!)

私は噛み付きました。

「Sie kommt naeher!」(近づいてきてます!)


下は関係ないけどベルベデーレのクリスマスマーケット。

美しい

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寒さは身を切る程になってきましたが、街は日に日に鮮やかな装いになってきています。


クリスマス、1ヶ月前です。

今日は市庁舎前のクリスマスマーケットに行ってきました。

クリスマスマーケットとは、ぶっちゃけ縁日のヨーロッパ版みたいな感じです。
広場に、木造の愛らしい小屋が並び、まるで一つの街が生まれたかのようです。
売っているものは、ツリーの飾りや、綿菓子、リンゴ飴、巨大なマシュマロ、ワインの甘酒...

思わず子供にかえってはしゃいでしまいます。

いいなあ、と思うのは、愛のメッセージ入りハート型チョコレート。

「愛してる」

とか、

「君の笑顔は僕を狂わせる」

とか、恥ずかしげもなく書いてあり...

首から下げれるようになっています(笑)


あまーい!!

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今日は,ふいに予定がなくなったので久々の休日。

朝市に行き、一週間分の野菜を仕入れます。
ちなみに、トマト1キロ80セント、じゃがいも5キロ99セント!!(100円位)

私達日本人からすれば,間違いじゃないかと思う程安いですが、カザフスタンやボスニアから来た友達は、これでも高いと言い張ります(笑)

朝市は、色とりどりの野菜が美しく、見るだけで楽しい!因みに、今日はアコーディオンでご機嫌な曲を演奏しているおじちゃんまでいて、一層異国情緒を誘いました。

今図書館で、ドイツ語勉強の為子供用の本を借り、学校に向かう途中なのですが、何か寒いなと思ったら吹雪ています...(笑)

やたら色気のない初雪です。

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ゼミが終わって,今週は少しのんびりとしています。
日曜はお友達とランチして,カフェでケーキ。

カフェは,早くもクリスマスの飾りが施されていました。


街中でも,あちこちにクリスマス市が見かけられるようになってきています。

もうすぐ初のヨーロッパでのクリスマス。
楽しみだな。

楽しみといえば,今日はミッシャーマイスキーとアルゲリッチの演奏会に行ってきます!

安い席だからどうせ見えないだろうけど(笑)音を楽しんできます!

夜のムジクフェライン
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リンクが来た!

と,思って飛び乗ったら,あさっての方向に連れて行かれました。

リンクが環状線じゃなくなってから,初の失敗です...

と,いうわけで,今やっと正しい電車に乗り込みました。オーケストラゼミナールの帰りです。

今日は一週間のゼミの締めくくりとして,本当のオーディションのように,皆の前で演奏しました。

もう二度とやりたくないと思ったオーディションですが,(笑)勉強はなかなか楽しかったです。

頑張ったご褒美に,今からムジクフェラインで,ハーディング指揮のウィーンフィルでブラームス聞いてきます!

...立ち見だけどね(笑)

今週一週間は、頭ぐるぐるになりそうなスケジュールです。

そんな中、今日はピヒラー先生のレッスン。

ちゃんと練習しては行ったのですが、先生はあんまり

ハッピーじゃありません・・

私が、音程ばかり気にして音楽ができてない&

その割りに音程ぐちゃぐちゃだからです・・


すいません


だって、ばよりんって、フレットないんだもん

音程完璧な人って、いったいどーやってるんだろう!

最近、本当に私は、自分の音程が信じられません


先生はめっちゃ不機嫌ですが、私が練習した形跡は

見て取ったのか、今回は

ファルシュオートマジーレン (間違う練習)

のことについてお話なさいました。


私たちが練習する目的の一つは、演奏の動きを

オートマティックに行えるようにするためです。

いちいち速いパッセージを頭で考えて、演奏会で

弾いてられないもんね。


ただ、練習の時に、誤った音程で一回弾くたびに、

間違った動きを体にインプットしてしまうことになる、

と、先生は言います。


「例えば、サラサーテ。」


と、先生が例に出したのは、有名な技巧的バイオリニスト。


「彼は、'私は今まで一度も自分のバイオリンで間違った

音を出したことがない'、と言った。」


マジかよ。

ウソつきだろ、そいつ。


「と、いうことは」


先生は続けます。


「人間は誰でも間違える。だけど、彼は、間違えた音を

出しそうになったら、出す前に音を出すのをやめて

しまったんだ。そうすれば、一度も間違えた音を出さずに

すむ。」


いや、そうですけど・・・


「大事なのは、7時間8時間練習することじゃない。

短くても集中してたら、そのほうがいい。あまった時間を

美術館や映画館に行って、カフェにいってお茶でも飲んだ

ほうが、人生のためにはずっといい。間違うための

練習はするな!」


はーい

とは言っても・・・


絶対音程外れちゃうしなぁ

やっぱ毎日音階か・・・


音階、キラーイ

でもがんばる

今やっとゼミのオーディション終わりました!

なんとか、ゼミを受けられることになりそうです。


今週は、朝講義とレッスン、昼はゼミ、夜は語学学校と

忙しくなりそうです!


このゼミは、

「いかにしてオーケストラに入るか」

というゼミ。


すいません、私、いまさら受けてちゃいけないですよね(笑)


日本ではなかなか、こういうものはありません。

私なんて、オケスタは、オーディション受けようと決めてから

あわてて練習して、オーケストラ奏者に見てもらって

いたから、こんな風にウィーンフィルの先生に付きっ切りで

一週間、しかも無料でゼミが受けられるって・・・!


実に羨ましい話です。


日本の音大はソリスト養成所のような感じで、まぁそれも

素敵なのですが、早くから「オーケストラがやりたい」と

心に決めている学生がいた場合、こういう風に訓練して

やる場所があれば、どんなにいいかと思います。


私の母校も、本当にすばらしい場所で、望まなければ

何もしないで卒業になってしまいますが、望みさえすれば、

存分に勉強するチャンスを与えてくれる場所でした。

ただ、オケの入りかたを教えてくれる場所はなかったなぁ。。


音大卒業した後って、本当に難しい。

食べていこうと思えば、やっぱ、オケに入るって賢明な

選択肢の一つだと思う。


オケにもっと力いれようよ、ニッポン!!

昨日から,家に隠って練習しています(涙)


月曜から始まるオーケストラスタディのゼミナールに申し込んだのが,先週の木曜。

その時もらった要綱を,読むと,何とゼミに参加するにはオーディションがあると!

課題曲はコンチェルト二曲とオケスタ7曲...

オーディション月曜なのに...。

......

でも,もう後には引けません(涙)
つーかヤケクソです
受けてやる,受けてやる!
うわああん


こうして練習していると,3年前,アンサンブル金沢のオーディションの為に,めちゃめちゃ頑張った日を思いだします。

初心にかえるなあ。

あの時と違うのは,課題曲がモーツァルトやベートーベンの他に,
マーラーやブルックナー,それにオペラのレパートリーがどっさりあること!

金沢は室内オケなので,大編成の曲をやる機会はありませんよね。

昨日図書館からオーディションの為に大量に借りてきた,チャイコフスキーの白鳥や,リヒャルトシュトラウスのドンファンなどのCDを聴きながら,ああ,こういう世界もあったなあ!と深く感動しています。

オケを離れて1ヶ月。

オケって,

...

いいな。

それにしても、日本人ってきっちりしてると思う。


こっちにきて、ようやく一ヶ月目ですが、今日で

アシスタントのレッスン、祝4回目のドタキャンです(笑)


でもどの道、オーケストラゼミナールの申し込みの約束

があったので外出して、申し込み先の会社を訪れたら、その

係りの人も不在。(昨日約束取り付けたのに!)


初めは慌てふためいてましたが、もうすっかり慣れて

きました。彼女はちょっと特別だけど、割とこっちの人は

いろんなところでルーズな気がします・・


これに慣れて、日本に帰ったらやばいだろうなぁ

穏やかな陽気が続いています。


こちらにも紅葉があって、今、まさにその季節。

黄金の木の葉が風にさらわれて、きらきらと光を

反射しながら散りゆく様に、なぜか少し日本の桜を

思います。


そんな風景を、キャンパスのベンチでもぐもぐお弁当

をたべながら眺めていました。


まだ、外でご飯を食べても気持ちいいくらいの気候です。


そーいえば、こっちの人って、公共の場で平気でものを

食べるよなぁ。


いい年したおじさんだって、アイスを食べ歩きするの

普通だし、この間なんて、地下鉄でカップラーメン食べてる

人みたんだけど・・・

いいけどさ・・・・・。お湯はどうしたの、お湯は。


さらにすごいのが、先日普通電車にのっていたら、おじさんが

まな板と包丁をだして、ニンジン切ってたんですよ!!!


さすがに、包丁はやばいんじゃ、と思って車両移りましたが、

一体あのあと、どんな料理ができあがったのかは若干

気になるところです。

昨日、かぼちゃのお菓子を作ると公言していた私ですが。

これが。


近年まれに見る大失敗でした(笑)


っていうか!


いや、私も悪いです!

生クリームが見つからなくて、バターミルクとかいう

やつで代用しようかと思ったら、それが思いのほか

ヨーグルトテイストだったのにも関わらず、気づかない

フリをして使ったのはよくなかった!


でも!


かぼちゃも悪い!(笑)


スーパーを数件まわったんですが、日本で見る形状の

かぼちゃが見当たらず(ひょうたんみたいな格好とか、

黄色いボールみたいのとか・・)、ちょっと怖かったので

それは買わず、近所のマーケットに行ったんです。


そしたら、絵に描いたような形のかぼちゃがあって、


「これだ!」


と、思い、でも念のため


「これって飾りようじゃなくて、ちゃんと食べられるよね」


と、聞いたら、


「もちろんさー。スープにしたいの?甘いのにしたいの?」


というので、


「お菓子が作りたいんだけど」


というと、


「じゃあこれだ!」


と、おじさんが自信満々に出してきたかぼちゃが、

それはそれはおいしそうで、私は大喜びで帰ったんです。


でも、家でそれを切って見たら、


さくっ


やたら、やわらかい・・・・

そして、めっちゃいい匂い・・・

メロンっぽいんですけど・・・


こんなかぼちゃもあるのかぁ、と茹でて、さて、

つぶそうとすると・・・


つぶれない。。。


なんか、瑞々しすぎてつぶれないんですよ。

ペーストにならないんです。

どーにかしようと思って、包丁でみじん切りにしてみた

ものの、どうにもたまねぎのみじん切りのようになって

しまい、ペーストにはなりませんでした。


ああああ。生のままのほうがおいしそうだった。


諦めて、ダマダマの状態で砂糖とバターミルクを加えて

丸めてオーブンで焼きましたが、出来上がりは

大爆笑ものでした。


結局、人にあげることはできないんでうちで食べることに

したんですが、


「離乳食だと思えば食べれる」


との、同居人たちの優しいお言葉に救われつつ・・・


まだ相当残ってます。


誰か食べて・・・・・