ばよりん弾きのBlog

2008年10月のエントリー

暑い。

です。

昨日から、コートなしでもオッケーな気候。

異常気象かなぁ。

さて、こちらに来て、一ヶ月がたちました。

あっという間だったような、長かったような。

でも、なんかもう、ずっとここにいるような気がします。


今日は、午前中が講義でした。

となりのトトロのDVDはほぼ理解できるけど、講義は

さっぱり、というレベルの私のドイツ語力ですが、こちらの

講義は、楽しいものは楽しいです。

今さらオーケストラのスコアの読み方なんかを勉強して、

知らなかったことを発見し、「なるほどー」なんて思っています(笑)


語学学校は1ヶ月を区切りに、次のレベルのクラスにステップ

アップします。今日は最後のパーティーなので、ハロウィンに

ちなんで、かぼちゃのお菓子でも作って行こうかと思っています。

それにしても、めぐるましく時が過ぎます。

必死に生きてるからでしょうね!


日曜日は、久々にオペラに行ってきました。

演目はグノーの「ファウスト」です。

年老いた男が悪魔に魂を売って、若さと恋人を得るが・・

という、ゲーテの有名なお話。

立ち見の苦しさも忘れる、素晴らしい演奏会でした。


それにしても、オペラの立ち見席が最近値上げをした

ことは、かなりのショックです。

っていっても、3ユーロですけど・・


ウィーンでは、ここ最近変わったことがいくつかあって、

まずは、サマータイムが終わったこと。

一時間遅くなる、というのは思ったより不思議な感覚

です。一日24時間というのは変わりませんが、なんだか

得したような感じになるのはなぜでしょう。


あとは、ウイーン市内を走る、リンクという市電が、


、、、、リンクじゃなくなっちゃいました!


感覚としては、いままで山の手線みたいに走ってたのに、

内回り、外回りとも半分しか走らなくなり、あわせて一周

みたいになってしまったのです。

別にあんまり使ってなかったけど・・

何かかなしぃ。。


今日は、ウィーンフィルのクロイザマー先生のレッスンでした。

ベートーベンの交響曲4番を持って行ったのですが、

ちょっとでも汚い音をだそうものなら、


「それは、音楽じゃない!!」


と即怒られます・・・

やっぱり、なんといってもオーケストラって難しい!!!!

この土曜日はハルシュタットという街に行ってきました。

1セントでも安く行こうということで、日本でいう青春18切符のようなチケットを購入。
なんと5.6ユーロで、オーストリア内の鉄道がローカル線に限り乗り放題です。
ただし、片道6時間の旅!
朝6時の電車でウィーンを出発し、到着したのはもう昼間でした。

ハルシュタット駅につくなり、目の前には目の覚めるような美しい湖が広がります。
湖岸には船着き場。
そう、ハルシュタットには船でないと行けないんです。

深さ2m程の水は、湖底の石の数が数えられる程澄みわたり、対岸に臨む愛らしい街からは、正午を告げる教会の鐘の音が、うっすら霧がかった大気に響きわたります。

船で街に近づくにつれ、その街並みがくっきりと見えてきました。
童話から抜け出て来たような、美しい装飾を施した家々。
心が弾むような光景です。

P1000166.jpg

この街の見所は何と言っても巨大な塩坑でしょう。
ケーブルカーにのり、街の高台にある塩坑には、作業服に着替えて入場します。
何故着替え?と思っていたのですが、後に納得。
塩坑の中では2回、かつて坑夫が使っていた滑り台を滑り下りねばなりません。
滑り台と言っても、長さは相当あり、上手く滑れば時速40キロ程でる、スリル満点の大滑り台です。

塩坑内では、ここが塩の産地になった訳など学べたり、トロッコ電車に乗ったりと、盛り沢山の楽しさ。

街自体は大変小さいのですが、一度訪れる価値のある場所だと思います。
因みに世界遺産にもなっているそうですよ。

昨日はピヒラー先生のレッスン。

今回の課題は、私が「一回目」に良い演奏ができない事でした。

私のレッスンは朝9時から。半分寝てるし、いきなり上手く弾くなんて無理!と思いますが、確かに本番に「二度目」はありません。

誰でも、大抵一回目よりは二回目の方が良い演奏ができます。
例え、一回目と二回目の間に全く練習しなくても。

それは何故なのでしょう。
確かに一回目に上手く行かなかった場所を二回目は修正できます。
でも自分が上手くできない場所は、日々の練習の中でわかっているはずです。

二度目の演奏が何故良いかを考えると、リラックスして音楽ができているからのような気がします。

先生は、対処方として、1日に一回は必ず全楽章通して演奏する、というアイデアを下さいました。

ああ、大きな課題です。

ピヒラー先生は、バレンボイムに聞いたそうです。

「なぜあなたは、次から次へと押し寄せる本番を、恐れもなく完璧にこなせるのですか?全て十分に準備する時間がなくても、何故平気なのですか?」

するとバレンボイムは、

「音楽は私の内側から来ているからだ」

と答えたのだそうです。

「ノリコ、音楽はここからだ」

ピヒラー先生は、胸に手を当てて言いました。

確かに。

私の音楽は、外から内に向かってはいないだろうか。
楽譜を目で見て、頭に入れるのも、外から内への動き。
腕を楽器に押し付けて、大きな音を絞り出そうとするのもしかりです。

音楽が、私の心臓から、体の末端へ広がり、やがて体を越えて、大気を震わせる。

そうなれば、よいイメージさえあれば、いつでも魅力的な演奏ができそうな気がします。

ウィーンは今日も快晴。

週末も良い天気だったので土曜はゼーグロッテという場所に行ってきました。
ウィーンから30分程の所にあり、そこは洞窟の中の地底湖を、ボートで遊覧できるのです。
戦時中は、ナチスの秘密工場として使われていたとあって、少々不気味ですが、地底湖は大理石のように澄んで輝き、とても幻想的でした。

お昼はそこから歩いて2キロ程の所にあるホテルで食べました。
そこのレストランには、かつてシューベルトが通っており、あの有名な歌曲菩提樹を書き上げた場所なんだそうです。

シューベルトが菩提樹を書いた場所↓

P1000147.jpg

一週間ぶりのブログになってしまいました。
とても充実した日々でした!

ピアノの先生は、私が全く弾けないにも関わらず、相変わらず熱心です。うちにピアノがないため、練習は学校でするしかないのですが、部屋取り競争が熾烈な為、朝8時に学校に行って練習してます(笑)
学生の時は、家にピアノがあったのになぜ練習しなかったんでしょう!

ピヒラー先生のレッスンは、ベートーベンのコンチェルトに入りました。先日のレッスンは、細かい音が歌えない、私の欠点をズバリ指摘されました。速いパッセージでは、頼みのビブラートが使えません。そんな時にも全ての音を歌わなくてはなりません。
この課題のクリアには暫く時間がかかりそうです。

ウィーンフィルの先生によるオーケストラスタディのレッスンも始まりました。オーケストラパートを人前で1人で弾くのは、久しぶりで、実に!嫌な事です(笑)
初めてのレッスンでは、OEKのレパートリー、モーツァルトの39番を持っていきましたが、コテンパンでした(笑)

全てが学びの今週ですが、最も印象深かったのは、ごとうみどりさんの公開レッスンです。

私はモーツァルトで受講したのですが、曲の内容に留まらず、これから私が音楽を続けていく上で、目指すべきの道しるべを頂いた気がします。

私は、たまたまバイオリンを弾いていますが、本当に大事な事は、バイオリンを弾く事ではなく、音楽をする事なのだ、と深く感じました。

レッスンがあまりに素晴らしかったので、夜のコンサートにも行きましたが、(ウィーンシンフォニカ、指揮はアルミンクでチャイコフスキーを演奏されていました)これもまた素晴らしかったです。

しかし、朝から夕方まで休みなくレッスンして、ムジクフェラインに走って行ってチャイコを弾く、というスケジュールを2日続ける、というのは、並みじゃありません!
貴重な時間を割いて、与えて頂いたレッスン。
これからの音楽人生にしっかり生かさなければ、と思います

今日は朝から、サチコちゃんと共に、楽友協会へウィーンフィルを聴きにいきました。

エッシェンバッハの未完成とブルックナー。

特にブルックナーが素晴らしかったです。翼を得て、物語の世界を飛び回ったような気分でした。

これで4.5EUROは安い。

その後、こちらではsprachaustauschというらしいのですが、タンデムパートナーに名乗り出てくれたエヴァとウィーンの街を歩きました。

今日のドイツ語

Ich habe keine orientierung!

(私、方向音痴なの!)

昨日は、レッスンの翌日とあって、ちょっぴり気が晴れた気分。

お昼から、友達と中華の食べ放題の店の店に行き、(ドイツ語学校の先生曰く、オーストリアには「食べ放題」という言葉がないそうな。本当かな?)その後、りーこちゃんと、パルメンハウスという、美しい庭の中にある、温室のような造りの可愛いカフェでお茶しました☆

P1000131.jpg

お勧めのカフェです!

今日はいい事が2つありました!

一つは、五嶋みどりの公開レッスンを受ける権利をもらえた事!もう一つは、今ゼメスター、ウィーンフィルの先生のオーケストラスタディのレッスンを受けられる事になった事です!

学生には、やる気さえあれば勉強する機会へのドアが、いくらでも開かれていたんだなあ...と、しみじみ自分の学生時代を思って溜め息。

決して学生時代遊んでいたわけではないけれど、望むだけ学べるという幸せは、一度働いた後だからこそ実感できるのかもしれません。

月曜から授業が始まりました。
授業はピアノ、音響学等の講義、伴奏合わせなどがあり、夜はドイツ語学校です。

ピアノと伴奏合わせは、ドイツ語がわからなくても、何となく言ってる事の予想はつくのですが、講義はヤバいです。おっさんが教壇の前で、何やらしゃべっていますが、完全に意味不明です。

ドイツ語学校も完璧落ちこぼれです(笑)できない子を絵に描いたような私は、なかなか発言できず呆然としてるうちに授業は終了しますが、何とか追い付かねば。

昨日は二度目のピヒラー先生のレッスン。何とかモーツァルトは合格。次回からベートーベンのコンチェルトに入ります。

ところで、下はうちの近くのドナウ運河。遠く見える、怪しい塔は、有名な人がデザインしたゴミ焼却所。大阪にも、彼の作品があるんだとか?

P1000127.jpg

昨日は、すき焼きパーティーをしました。

軽い気持ちでやろうと思ったのですが、材料高っ!

醤油は 600円位するし、料理酒 20EUROっ!?

あ、あり得ん!

日本酒は諦めて、ワインを使う事にします。それなら2EUROしません(笑)

こちらでは、薄切りのお肉を探すのも一苦労です。どーしても塊のまま出て来ちゃうのよね...。

ウィーン市内には、いくつか薄切り肉を売ってくれる店があり、私はアジア食材屋で調達したのですが、冷凍だった為、すき焼きにして食べた後も、

「これ、牛?豚?」

みたいな代物でしたが、それはそれで楽しかったです(笑)

豆腐も衝撃的な感じで、明らか寒天で固めてません?みたいな感じだったし、卵も生食はヤバいということで、高級品を買った挙げ句、半熟にする羽目になりましたが、こういう適当さも海外さながらの楽しさです。

P1000126.jpg

昨日は、こちらの保険に入りに保険会社に行って来ました。

さすがにこういう場でのドイツ語は、一言たりともわかりません。

ものすごい敗北感でした(泣)

でも、このような銀行や保険会社では、必ず英語が通じるのが救い。英語は勉強しとくもんです。


話は変わりますが、うちから歩いてすぐの所には、アウガルテンという、かつての王家の狩の城館と庭園があります。
また、ナチス時代に作られた、高射砲台も。


P1000119.jpg


ジョギングするにはもってこいよ!と、マーラは言いますが、寒いからなあ...

昨日は初めてのレッスン!しかも9時から!

手続きに追われていた為全く準備ができず、暗譜もままならないままのレッスン突入です。

曲はmozartだったのですが、面白かった!主に、Bogeneinteilungといって、弓の効率的な使い方に関するレッスンだったんだけど、私が選んだRond in Cという曲は、弓の使い方がMozartの中でも最も難しい曲の一つだと言っていました。

でも、

「ノリコ、始めの音が良くない」

で、弾き直すと、

「ノリコ、二番目の音が良くない」

で弾き直すと、

「ノリコ、3番目の音が...」

え、いい所ないってことですよね(笑)


でも、こうやって一音一音こだわって弾くというのは、私達にとって、とても嬉しく尊い事です。

来週はmozartを暗譜して、paganihiのカプリスとBeethovenの協奏曲を持ってかなければなりません!

予想外の忙しさです...

そして、もう一つ予想外だったのが、ピアノの授業。

今日先生に会いに行ったら、早速レベルテストで弾かされて、mozartとBachとRavelとChopinの課題を出されました...

私、もう8年位ピアノ弾いてないんですけど...っていうか家にピアノないんですけど...

大変な一年になりそうです!

下は学校。

P1000121.jpg